色、ツヤ、大きさなどを参考に家のプランにあった柱を選びます。
桧材専門店で、各種柱の中から選びます。 大黒柱は、建物の構造やイメージに合ったものを選びます。 良く乾燥し、色ツヤのあるのが良いのですが、後からの取替えが聞かないため、 木の“くせ”を見抜きながら、納得のいくまで時間をかけて選びます。 1本の柱を選ぶのに、数件の材料屋さんを廻ることがあります。
充分に乾燥した柱は、反りや曲がりなど材料に狂いがでています。 木造りといって、柱が直角に、そして真っ直ぐになるよう、 電気ガンナなんどを使って狂いを直します。 単純な作業のようですが、かなり難しく、経験がものをいう仕事です。
大黒柱本体に、土台や梁などの構造材が取りつく位置を墨で印をつけます。 設計図を確認しながら、正確に行います。 この墨つけは、大工職人として、一人前でないとさせてもらえない仕事です。 初めて墨つけをするときは、とても緊張します。
墨つけの完了した柱に、ノミやのこぎりを使って、 墨どおりに穴をあけたり、柄(ホゾ)をつくったりします。 加工の良さが、材料の組み立てや耐久性に大きく影響します。
柱を仕上げることで、手触りが良くなります。 また、柱表面から湿気が入るのを防ぎます。
建物の完成まで、柱が汚れたり、傷がついたりするのを防ぐため、紙や布を巻きます。 太い大黒柱には、紅白の飾り付けをします。
いよいよ建て込みです。 大型クレーン車を使って、大黒柱が建てられます。 これから家を支えて、家族のために一生懸命がんばってくれます。